矯正歯科
矯正歯科
当院では、お子さまから大人の方の矯正歯科治療を行っています。
悪い歯並びをそのままにしておくと、お口の健康に悪影響を及ぼすだけではなく、肩こりや片頭痛・顎関節症などの原因になる可能性があります。若い頃はよくても、歳を重ねるごとに体の不調は顕著に現れてきます。それらを改善・予防するためにも矯正治療は必要です。
矯正治療は「治療期間が長い」「痛い」「お金が掛かる」と思われがちです。しかし、患者さまの将来的な健康を考えると、長い人生の一時期をご自分の健康に費やしてみる価値は十分にあると思います。
歯並びにお悩みがあれば、いつでも気兼ねなくご相談ください。
大人の矯正治療について
悪い歯並びは、磨き残しが多くなり、虫歯や歯周病になるリスクが増えてしまいます。また、口内環境が悪い状態が続けば、本来なら抜かずに済む歯も抜歯せざるを得なくなるなど、患者さまの負担も大きくなってしまうかもしれません。
そのため当院では、矯正治療を患者さまの口内環境を守る一環として捉え、行っています。
歯並びを整えることは、見た目をきれいにすることはもちろん、口内環境を清潔な状態に保ちやすくなります。
大人の矯正治療には、ワイヤー矯正を行っています。様々な症例に対応でき、微調整がしやすい装置を使用しています。
当院で行っている矯正治療
ワイヤー矯正
（表側：セラミック）
歯にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通し、引っ張る力を利用して歯を動かします。歯の色に近いセラミック素材のブラケットを使用するため、歯になじみやすく、矯正装置が目立ちにくいことが特徴です。
ワイヤー矯正
（表側：メタル）
歯にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通し、引っ張る力を利用して歯を動かします。メタル素材のブラケットは、セラミックに比べて目立ちやすい反面、丈夫なので壊れにくいことが特徴です。
ワイヤー矯正
（表側：セルフライゲーション）
ワイヤーとブラケットの間に起こる摩擦が軽減され、弱い力でスムーズに歯を動かすことができます。白いブラケットのため、歯の色になじみやすく目立ちにくいことや、痛みが少ないことも特徴です。
※イラストは、分かりやすいように色をつけています。
部分矯正
（ワイヤー）
歯並びが気になる部分にのみ、ワイヤーとブラケットを取り付ける矯正方法です。前歯のみの矯正や、歯を失ったスペースを矯正できることが特徴です。全体の矯正よりも治療期間や費用を抑えることができます。
小児矯正について
当院の小児矯正は、前歯の生え変わり時期である6歳前後を中心に、3歳から8歳くらいのお子さまに対応しています。
この年頃のお子さまは、大人と比べると骨が軟らかく歯も動かしやすい傾向があるため、矯正治療を進めやすく、お身体への負担も少ない時期だと考えています。
大人の方と同様に、ワイヤーを用いた矯正治療や、MFT（筋機能訓練）などを行います。
矯正治療を通じて、お子さまに口元への意識を高めていただけるよう努め、お子さまが定期的に通院しやすい歯科医院となることを目指しています。
お子さまの歯並びで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
当院で行っている小児矯正治療
床矯正
あごの成長を利用して、永久歯がきれいに並ぶスペースを作ることを目的とした矯正方法です。抜歯を行わないケースがほとんどのため、お子さまへの負担が少ないことが特徴です。また、装置は取り外しすることができ、食事やブラッシングは普段通りにできます。
リンガルアーチ
ワイヤー状の装置を歯の内側に添わせ、ワイヤーの力を利用して歯を動かす矯正方法です。歯の裏側から数本の歯を動かすことができ、装置が目立ちにくいことが特徴です。受け口（反対咬合）のお子さまなどにおすすめです。
ワイヤー矯正
大人の矯正と同様に、歯にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通し、引っ張る力を利用して歯を動かします。ブラケットは目立ちにくいセラミック素材やメタル素材などから選択いただけます。
MFT（筋機能訓練）
お口周りの筋肉を鍛えたり、舌を正しい位置に置けるよう導いたりするトレーニング方法です。歯並びや噛み合わせが悪くなる原因の口呼吸や舌癖を改善し、舌やお口周りの筋肉を正しく機能させることができるよう指導します。
治療の流れ
Step1問診・カウンセリング
治療に対するご希望やお悩みなどを伺います。
お口の中や、歯並びの状態を確認します。
Step2精密検査
歯の型取り、通常のレントゲンやセファログラムの撮影を行い、患者さまの歯並びや舌の大きさ、舌癖や唇の動きや形などを詳しく検査します。
Step3診断・治療計画の説明
検査結果をもとに治療計画を立て、わかりやすく説明します。
ご希望に合う治療方法を選択していただき、治療方針を決定します。
Step4治療開始・調整期間
矯正装置を取り付けます。
調整の場合は毎回歯の型取りを行い、前回と比較しながら現在の状態を説明します。
Step5治療完了・保定期間
矯正期間が終了したら、保定期間に移行します。
後戻りを防ぐための保定装置を取り付けます。
自費診療料金表（税込）
■大人の矯正治療
| ワイヤー矯正（表側：セラミック） | ￥1,100,000 |
|---|---|
| ワイヤー矯正（表側：メタル） | ￥880,000 |
| ワイヤー矯正（表側：セルフライゲーション） | ￥1,100,000 |
| 部分矯正（ワイヤー） | ￥330,000～￥660,000 |
| 部分矯正（MTM） | ￥110,000～￥550,000 |
| 保定期間 | ￥66,000 |
| 治療期間目安 | 6カ月～2年6カ月 |
| 治療回数目安 | 8回～40回 |
| リスク・副作用 | 歯の動き方には個人差があり、想定した治療期間より延長する場合があります。 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなる場合があります。 |
■小児矯正
| 小児矯正Ⅰ期 | ￥330,000～￥440,000 |
|---|---|
| 小児矯正Ⅱ期 | ￥330,000～￥440,000 |
| 床矯正 | ￥330,000 |
| リンガルアーチ | ￥330,000 |
| プレート矯正 | ￥330,000～￥550,000 |
| ワイヤー矯正 | ￥330,000 |
| MFT（筋機能訓練） | ￥3,300 |
| 保定期間 | ￥44,000～￥66,000 |
| 治療期間目安 | 1年～2年 |
| 治療回数目安 | 12回～32回 |
| リスク・副作用 | あごの成長過程において、噛み合わせや歯並びが変化する場合があります。 まれに歯が短くなることや、歯茎が痩せて下がってしまう場合があります。 |